明治村の建築コースマップのルート&見どころ。コース内のおすすめ建物5選をご紹介!

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明治村を散策するのに、明治村に設置してある「コースマップ」を活用してみてはいかがでしょうか?

テーマに沿った明治村のめぐり方が記載されているので、いつもの散策では気づかない明治村を知ることができます。

コースマップの1つである「建築コースマップ」は、明治時代に建てられた様々な形式の建物を鑑賞するルートです。

今回は、建築コースマップのルートと見どころ。
コースで巡る建物の中でもおすすめ建物5つをご紹介!

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明治村にある建築コースマップのルート&見どころ

明治村 コースマップ 建築

明治村1丁目から5丁目まで、まんべんなく1周できるコースです。

ただし、一つ一つの建物をじっくり見て、中の展示物などをゆっくり鑑賞していると、1日で回り切れない可能性があります。

1日で建築コースマップの全建物を巡る場合は、「こんな建物あるんだ~」くらいの気持ちで、建物を見るのがちょうどいいです。

また自動車で明治村に来た場合は、北口スタートとなるので、まず村営バスを使って正門まで移動しましょう。

お昼ごはんは、道中で食道楽のコロツケやカレーぱんを食べ歩きするか、コース中間地点にある「なごや庵(3丁目)」「食道楽のカフェ(4丁目)」で食べるのが位置的にオススメです。

建築コースマップのルート

場所 建物名
1丁目4番地 【スタート地点】近衛局本部付属舎(ガイダンスセンター)
※ここでコースマップをゲットしてください。
※村営地図も持っていない場合は、ここで手に入れておきましょう。
1丁目8番地 西郷從道邸
1丁目9番地 森鴎外・夏目漱石住宅
1丁目13番地 三重県庁舎
1丁目16番地 東山梨郡役所
2丁目18番地 東松家住宅(国指定重要文化財)
2丁目G <休憩>京甘味処なか井茶寮
3丁目27番地 西園寺公望別邸「坐漁荘」(国指定重要文化財)
3丁目68番地 芝川又右衛門邸
4丁目50番地 半田東湯
5丁目59番地 内閣文庫
5丁目67番地 帝国ホテル中央玄関
5丁目P <休憩>帝国ホテル喫茶室

各建物の見どころ in 建築コースマップ

西郷從道邸(重要文化財)

\クリスマス仕様の從道邸入口/
明治村 西郷従道邸 クリスマス

西郷隆盛の弟・從道が外交の場として設けた洋館。
明治22年(1889年)には明治天皇が行幸されたこともあります。
テレビ番組で取り上げられることもある建物なので、見たことある建物かもね。

内部の装飾や調度品も見事で、特に焼き物で作られた暖炉飾り(瀬戸焼)は、とても珍しいので必見。

ちなみに調度品として飾られている食器類は、ノリタケです✨

建物ガイド(無料・約15分)のある施設なので、タイミングが合えば是非参加してください。
非公開箇所を見ることができます。

西郷從道邸<建物ガイド>
場所 西郷從道邸(1丁8番地)
予約 予約不要。
建物保護のため人数を制限する場合あり。
料金 無料
所要時間 約15分
集合場所 西郷從道邸建物入口付近
開始時間
  • 11:00
  • 11:20
  • 11:40
  • 13:00
  • 13:20
  • 13:40
  • 14:00
  • 14:20
  • ※14:40
  • ※15:00

(※土日祝のみ)

森鴎外・夏目漱石住宅

明治23年(1890年)に森鴎外が借家として1年余りを過ごし、明治36~39年(1903~1906年)まで夏目漱石が借りて住んでいた家。

明治中期のごくありふれた住宅です。
特徴的なのは、中廊下と突き出した形で作られた書斎部分で、ここが当時の典型的な家屋から(ちょっと洋風化して)現代建築へと変化していくきざしが表れています。

が、正直なところ建物内に入って思ったことは「普通の古いおうちだな~」くらいでした(^^;)

「西郷從道邸」を見学した後なので、当時の偉い人と庶民のおうちそれぞれの西洋化の違いが感じられればものすごくOK!

三重県庁舎(重要文化財)

現存する最古の県庁舎(明治初期の建物)

玄関を中心に左右対象になったベランダがあるのが特徴。
(明治村の謎解きにも出題されたことがありますね)

当時の官庁舎建築の典型的な形になります。

建物の中には、「明治の宮廷家具」「明治の時計」「明治の暮らし よろず体験」などの常設展示があるので、それを見学するのもまた良しです。

東山梨郡役所(重要文化財)

明治村 東山梨郡役所 明治村村長室

明治村の村長のお部屋がある建物です。

「木目塗」という木の素材をペンキで塗り、別の高価な木材の木目を描くという技術で扉や額縁が作られています。

これは過去に謎解きで出題されるまでまったく気づかず、「え…これ手書きの木目なの!?」と素でびっくりした思い出があります。

「木目塗」は三重県庁舎・菅島燈台付属官舎でも使われているので、探してみるのも一興です。

東松家住宅(重要文化財)

名古屋市中村区船入町から移築された商家で、増改築を繰り返し3階建てになった町屋です。

江戸時代の伝統工法で建てられた、間口が狭く奥行きの深い典型的な町屋。

もし時間に余裕があれば、になりますが有料・事前予約制(1グループ3,000円)建物ガイド・イマーシブ(約30分)(東松家の女中さんがおもてなししながら説明してくれる)に参加してみてください。
見ているだけではわからない東松家にある仕掛け(工夫)などがよくわかるので、面白いですよ。

東松家住宅《建物ガイド・イマーシブ(事前予約制)》
場所 東松家住宅(2丁目18番地)
予約 事前予約制
【申し込み方法】
メールまたはFAXにて申し込み
・Eメール:meiji-info@nrr.meitetsu.co.jp
・FAX:0568-67-0358)
①名前
②電話番号
③希望の日時
④人数
⑤入村窓口(正門または北口)
を記載のうえ申込。
※1か月前から14営業日前までに申込
料金 1グループ3,000円(1グループ10名以下)
所要時間 約30分
集合場所 東松家住宅建物入り口付近
開始時間
  • 10:30~11:30の間にガイド開始
  • 13:30~15:00の間にガイド開始
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京甘味処なか井茶寮(京都中井酒造)

コース内で休憩する場所として設定されている「なか井茶寮」ですが、建物自体は「京都中井酒造」という麹の仕込みが行われていた京町屋です。

なか井茶寮で購入したドリンクやお菓子片手に、店の奥へずいっと進んで昔の酒蔵の作業場を見ることができます。

西園寺公望別邸「坐漁荘」(重要文化財)

明治村 坐漁荘 (4)

明治村 坐漁荘 (2)

政治家である西園寺公望が隠居の住まいとしてオーダーメイドした住宅。

正面に入鹿池を見渡すことができるように移築されているので、静岡県の興津にあった当時のように、明治村でも再現されています。

明治村 坐漁荘 (1)

明治村 坐漁荘 (3)

時間が合えば是非建物ガイド(無料・約15分)に参加してください。
非公開の建物内部を説明を聞きながら見学することができます。

西園寺公望別邸「坐漁荘」<建物ガイド>
場所 西園寺公望別邸「坐漁荘」(3丁目27番地)
予約 予約不要。
建物保護のため人数を制限する場合あり。
料金 無料
所要時間 約15分
集合場所 園寺公望別邸「坐漁荘」 玄関付近
開始時間
  • 11:00
  • 11:20
  • 11:40
  • 13:00
  • 13:20
  • 13:40
  • 14:00
  • 14:20
  • ※14:40
  • ※15:00

(※土日祝のみ)

芝川又右衛門邸

阪神・淡路大震災の被害を受け、明治村に移築された建物。

ヨーロッパの建築と日本の伝統家屋が融合した洋館です。

ここは建物ガイド(無料・約15分)に参加して、是非、非公開である建物内部を見てほしいですね!

そして見学後は、芝川又右衛門邸でハートマークを探したくなるはず✨

芝川又右衛門邸<建物ガイド>
場所 芝川又右衛門邸(3丁目68番地)
予約 予約不要。
建物保護のため人数を制限する場合あり。
料金 無料
所要時間 約15分
集合場所 芝川又右衛門邸 玄関付近
開始時間
  • 11:00
  • 11:20
  • 11:40
  • 13:00
  • 13:20
  • 13:40
  • 14:00
  • 14:20
  • ※14:40
  • ※15:00

(※土日祝のみ)

半田東湯

浴槽は一つ。水面上に男女の仕切りが設けられた銭湯です。

ここは是非、建物の中に入って、湯船の中から男湯⇔女湯を移動してみてください(笑)

内閣文庫

本格的なルネサンス様式の明治政府の中央図書館です。

以前は建物内で「世界のミニチュア建築」という常設展示があったのですが……現在非公開になっています。

見事なペーパークラフトで、ただ単純に「スゴイ!」と思ってよく見ていたので、ちょっと残念。

帝国ホテル中央玄関

明治村 帝国ホテル中央玄関 柱 (1)

明治村 帝国ホテル中央玄関 柱 (2)

博物館明治村のシンボルともいえる建物。

20世紀建築界の巨匠であるアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトにより設計されたホテルの玄関部分です。

ここはもう建物も中の展示物もすべてが見どころ!

フランク・ロイド・ライト好きの知人は、「1日中ここにいれる!」と申しておりました(笑)

個人的にここに展示されているもので思い出深いものは、「ポーツマス条約の机」です。

歴史の授業で習ったと思いますが、日露戦争の際に締結されたポーツマス条約の調印式で使われたテーブルです。

謎解きイベントでポーツマス条約の机のある場所がわからなくて解けなかったあの冬の日……忘れない。

こちらも建物ガイド(約20分)があるので、お時間があれば、是非参加してみてください。

帝国ホテルガイド<随時 ボランティアガイド><定時ボランティアガイド>
場所 帝国ホテル中央玄関(5丁目67番地)
開催日 毎日(休村日を除く)
※都合により休止の場合あり
予約 予約不要(現地でご案内)
料金 無料
所要時間 約20分
集合場所 帝国ホテル中央玄関前
開始時間 <随時ボランティアガイド>

  • 10:10~11:00
  • 13:00~13:50

<定時ボランティアガイド>

  • 10:10
  • 11:30
  • 13:00
  • 14:20

明治村のおすすめ建築5選 in 建築コースマップ

  • 西郷從道邸(1丁目)
  • 東松家住宅(2丁目)
  • 西園寺公望別邸「坐漁荘」(2丁目)
  • 芝川又右衛門邸(3丁目)
  • 帝国ホテル中央玄関(5丁目)

建築コースマップのルート内にある建物では、上記5つがおすすめです。

是非、建物ガイド(無料)への参加して、より深く建物を楽しんでみてください。

非公開エリアの見学や、見ているだけではわからないことや歴史的背景などを説明で聞くことができて非常に面白いです。

※東松家住宅は、事前予約制の有料ガイドになります。
参加希望の際は事前申し込み(1か月前~14営業日前まで)が必要になるのでご注意ください。

まとめ

明治村を建築コースマップのルートで回ると、11か所の建物を巡ることができます。

その中でもおすすめな建物は、下記5つです。

  • 西郷從道邸(1丁目)
  • 東松家住宅(2丁目)
  • 西園寺公望別邸「坐漁荘」(2丁目)
  • 芝川又右衛門邸(3丁目)
  • 帝国ホテル中央玄関(5丁目)

時間が合うようでしたら、建物ガイドに参加すると、とても面白いのでおすすめです。

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この記事を書いた人
ねねここ

名古屋生まれ、名古屋在住。気がついたら年齢が40代になっていた名古屋っ子女子。愛すべき地元名古屋の新規店舗情報を発信しながら、日曜日に愛知県犬山市にある「博物館明治村」の謎解きに参加しております。明治村には10年くらい通っています。自分でもびっくり!名古屋も犬山も大好きだヽ(^。^)ノ

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